2010-01-01から1年間の記事一覧

崖っぷちの旅館

実在するのか私の空想の産物なのか、実在するとして私が行ったことがあるのか、それとも写真で見ただけなのか、今一つ輪郭がはっきりしないそれ。 切り立った崖が分厚いカーテンのように波打つそこに木製の頼りない手すりが連なる。その先に崖から「触れなば…

季節外れですが

何年か前に知人から「桜もそろそろほころびて云々。。。」というメールを受け取り、「ほころんで、でしょーが」と訂正した覚えがあるけれど、あれ以来、「ほころびて」のほうがもしかして正しい?と自信がない。「ほころんで」は「ほころびて」がなまったも…

新しい獣医

今日から田舎へ数日帰るため、ツキをいつもの病院へ連れて行った。そこはペットホテルも兼ねているのだ。ツキの前に暮らしていた子もここのお世話になった。 ホテルに入る際にはまず簡単な診察をする。 前の子がずっと、そしてツキがふた月ほどお世話になっ…

ツキ(仮)です

かわいいヤツだが、なつき度がいまいち。 大人になってから里子にもらってまだ3カ月に満たないから、もう少し時間をやるか、なんて期待半分。くるねこさんのサイトを見ているとずーーーーっと見ちゃってきりがないんだけど、多頭飼いもいいなぁ、と思ってし…

Clooney

I really don't care for him.

タタカウト

戦うと同じ力を相手が持つ松本英子のブログにあった言葉だ。同感。

ボンレスハムよ、さようなら

昨日朝9時前にうちの猫を連れて動物病院へ入ったら、「娘に車を運転してもらい高速使って1時間のところから一日おきに通っている」というおばあさんが来た。娘さんが車を駐車している短い間に、当の娘さんはどうやらイタリア人と結婚している人で旦那と息子…

潜在するもの

うーむ。 また見てしまった。淫夢。いや、淫夢というほど具体的にどうしてこうしてというグラフィックなものではなかったが、明らかに性的だったなぁ。それにしても、せめて夢の中ではもっと大胆に振舞いたいものよ。越えようよ、一線。 昨日か、一昨日か、…

ニューヨークのつかまり棒

ニューヨークの地下鉄には吊革がない。少なくとも私が暮らしていた90年代にはなかった。その代わりになんとも無愛想な棒が車両の数箇所に通路の中心に立っている。車両によっては並んだ座席の上のほうにバーが渡されているものもある。立っている人はまるで…

媚びないこと

佐野洋子のエッセイは小気味が良い。書店で手に取り、版画作家という紹介をちらりと見て、山本容子と完全に間違えて買ったものだけれど。 媚びない人ということでは金井美恵子のエッセイなども大好きだが、佐野洋子の媚びのなさというのは世間を敵に回してや…