ボンレスハムよ、さようなら

昨日朝9時前にうちの猫を連れて動物病院へ入ったら、「娘に車を運転してもらい高速使って1時間のところから一日おきに通っている」というおばあさんが来た。娘さんが車を駐車している短い間に、当の娘さんはどうやらイタリア人と結婚している人で旦那と息子は夏休みで実家に帰っているらしいという情報を得た。まもなく楚々と入ってきたのは、えっ、アフタヌーンティーかなにかにおでかけ?と言わんばかりの、美しいたれんとした生地のワンピースから細くて白くて長い腕と脚をだしてワンピースと同色の高そうなバッグを持ち、なんと頭には透ける素材で大きなリボンのついたやはり同色のお帽子の女性。日焼けを防ぐためだと思うが真っ白いファンデーションを結構厚めに塗ってはいたけど、まあそこそこの美人。こちとら、すっぴんで髪は3日ほど洗ってないし、3千円で買った肩丸出しの木綿のワンピースからボンレスハムを2本ぶらさげてどっかと椅子に座っていたわけよ。反省したね、さすがに。誰に会うわけじゃなくても、一歩家の外にでるなら身づくろいはきちんとしないと他人の迷惑だよねぇ。ま、わたしにはお金持ちのイタリア人の旦那も美しい東西ハーフの子供もおりませんくて、私がどんな格好をしていようと何の関心も示さない猫がいるだけでございますから、全然環境も違うんですけど、でもね、心意気だけでも。
それより何よりがっくり来たのは、先代(猫の)からお世話になっていた獣医さんが辞めちゃうってこと。昨日が先生に会う最後でした。女医さんで、おっとりと優しい物言いの方で、先代のことも今の子も随分可愛がって頂きました。ここ数週間別の女医さんが加わっていたので、スタッフ増員かと思っていたけど、引継ぎだったのね。残念。せめてむんの肝臓の値が落ち着くまでは先生に診ていてもらいたかった。今度行ったら院長が診てくれるといいな。新しい女医さんには申し訳ないけど。
で、話は少し戻るのですが、ボンレスハムを恥じ、昨日の帽子の女性ほどとは言わないがもう少しなんとかするためにも、今日から少し節食します。間食やめる。BMI標準の範囲に入ってきたので超びっくりしたんだもの。ずーっと「痩せ過ぎ」って言われてきたのに。いよいよXX太りか!