ハイアセン 「復讐はお好き?」の翻訳がお粗末すぎる

翻訳は田村義進らしいけど、しょっぱなから余りのヒドイ文章に、読む気がそがれてしまった。まるで、大量生産のケーブルテレビの国外ドラマのアテレコのような、やっつけ仕事としか思えない不自然な話し言葉。こなれた訳も多いけれど、直訳調の個所も多く、本当に、最初の5ページくらいで読むのをやめようかと思った。ただ、「このミス」2位ということで、話の中身が気になるので、今は我慢して読んでいる。ただ、読みにくいので要点だけくみ取りながらすっ飛ばし読みをしている。
この田村氏、翻訳ゼミの講師をしているようだが、こんなのがゴロゴロ今後も育つのかと思うと、やはり翻訳ものには手を出さない、という私のポリシーに立ち返る必要があろう。